【要在庫確認】フナオカ・油性キャンバス亜麻100%細目 F No.2

※画像はサンプルチップ(19×13cm)を撮影したものです。
亜麻100%平織のキャンバスに、目止:P.V.A、下地:亜麻仁油、酸化チタン、クレー他を手塗り、自然乾燥させた非吸収性の油彩専用キャンバスです。下地塗りされる場合は油性下地材のご利用をお奨め致します。

〜様々なニーズに応えるフナオカ・オリジナルブランド〜
フナオカ・キャンバスでは、多種多様にご使用いただける様20種類以上の商品を取りそろえております。創業当初は大別すると細目・粗目の亜麻生地を使用したキャンバスが主流でした。
当時、キャンバス用として特別に亜麻生地は生産されておらず、服地やインテリア用に織られていたものを流用しておりました。その後、キャンバスの需要が増えるにつれオリジナリティにとんだ独自の亜麻生地を求めるようになりました。Fシリーズ細目を極細目から細目と巾をもたせ、Bシリーズ粗目は目が詰んだものからざっくりとした質感のあるもの等、順次ニーズにお応えすべく製品開発に取り組みました。特に普及品として市場に求められ、作り出されたものが中目のAシリーズになります。
生地の種類は亜麻生地を主体とし、極細目から大粗目まで糸番手、打ち込み本数、織方、織巾等々により、その種類は20種類以上あり、絵画表現にできるだけ満足いただけるよう準備しております。フナオカのDXシリーズの、B　No.4DXとNo.4DXは引き揃え、A　No.3DXとF　No.1DXは撚糸織り(2本の糸を1本に撚る)とがあります。これは糸の均一化に良く、また耐久性も向上します。塗料の種類は、その性質から分類すると、吸水性、半吸水性、非吸水性の三種類のタイプに大別できます。用途により、塗料配合が異なり水性塗料からなる吸水性キャンバス、エマルジョンタイプの塗料からなる半吸収性キャンバスなどがあります。
麻生地の変化について、イギリスの産業革命に依って織機が手織機から力織機に、21世紀には革新的なレピア織機が主流にとってかわり織りあがりの風合いが著しく変化しました。力織機では織物表面の山、谷が深くざっくりとした風合いに仕上がり、レピア織機に変わり山、谷の深さが浅く扁平な表面になり風合いに変化が生じております。

Aシリーズ(中目)は風景画、静物画、人物画など様々なモチーフでの描画をお楽しみいただけます。Bシリーズ(粗目)は太糸で織りあげられた重厚な生地にフナオカの経験と技術により塗り上げられたキャンバスです。迫力ある荒々しいタッチの表現に。Fシリーズ(細目)は繊細な細糸で緻密に織り上げられています。フナオカの経験と技術によって塗り上げられたキャンバスです。広くは人物ポートレートや細密画表現に最適です。すべて国産、手塗&自然乾燥にて仕上げられています。